2016年3月6日日曜日

【裏話】山本さんちのガン・ガール第13話制作手順

宣言したまままたも長期間放置。
誠に申し訳ありません。
10話の裏話の予告してたのにもう13話!!


時間の流れの速さが恐ろしくなります!

せめて、少し時間が見つけられたなら今回こそは語ろう!
ということで、

山本さんちのガン・ガール第13話について、
脚本の作り方に気づいた事があったのでご報告いたします。


※  ※  ※

12回目までで自分で経験したことと、編集さんからコンコンと言われ続けて来た事は




<とにかく、要素・説明ありきで話を作ったら
物語は面白くなくなる>




ということでした。





だから今回は

【八重たちにどんな事件をぶつけたら面白くなるだろう?】

という発想から話を考えなければいけない。
というのが思考の出発点でした。





そして今回は
「竹子が登場する」話であり「竹子がどういう子なのかを知ってもらうお話」だけど、

【竹子がどういう子かを説明するという意識を棄てる】
という心の作業をしました。






※  竹子さんのキャラ設定  ※

竹子さんは史実から
「真面目で、姫様思いで、女性ながらに侍のごとき責任感を持つ。」

という設定は決まっていました。

だけどそれだけでは娯楽作品として面白みが無い。
まして本作は4コママンガ。

ポーズ・表情一つでキャラの心情を読者に伝えられなければいけない。

ということで、追加で「八重に嫉妬する」というかわいらしさ、人間らしさを与えました。


また、結果的に八重たちと仲良くなるとしても、
操さんと同じ話の流れにならないように意識しました。

※  ※  ※




■このお話を作る目的は、キャラクター紹介ではなく、
「楽しいコントを見せるための8ページ」でなければいけません。


その条件からひらめいたのが、
「竹子が試験と称して八重たちを一人ずつイジる」

という進行でした。



それだけ決めると、あとは照姫・竹子が山本道場へ行くだけで
勝手にコントはスタートし、ヤマが出来て閉じる。という物語になったのです。

一箇所のアイディアを除いては、全く苦労は無く
楽しく脚本・ネームが書けました。


そして、キャラクターを自由に動かさせると、不思議とキャラクターが
コントの合間やオチに自分から個性を主張するようになるのです。


「竹子は真面目だからここでこういうことをして・・」と言うような事は
考える必要も無かったのです。




「キャラを紹介するのが目的の一話」であるにもかかわらず、
一度それを忘れた方がうまくいく、というのがとても不思議で、
また作っていて面白いなぁと思いました。


自分も読者と同じ立場で「そうきたか」と楽しんでしまうのです。


※テツをいじるパートが無かったのは、単純にページ制限の都合です。
そのかわり、ところどころでマスコットとして活躍してもらっています。



゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜

今回のお話を書き上げて、ようやくひとつコツというか本作のスタイルを
見つけられたような感触があります。(何度か同じ事を言ってる気もしますが('A`))

この次のお話も、同じパターンでスルリと脚本・ネームが決まりました。


念願の安定生産は・・すぐそこでしょうか?



とりあえず、この13回の経験で「どんな条件でも何とかできる!アイディアは出る!」
という自信は身につきました。




あとは、単行本で読み返したときにどう見えるかですね・・・

手直しが許されているのは20Pが限度なのです。何処に手を入れるか。

2 件のコメント:

  1. もう更新に関しては期待してないです(´・ω・`)

    それよか誕生日おめでとうw

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    1. 申し訳ありません。

      覚えとってくれたんですね。ありがとうございます。

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