2015年11月7日土曜日

山本さんちのガン・ガール第8話<裏話>

こっぱずかしさから早くもめげそうですが、
もうちょっと頑張ってみます。

今月の山本さんちのガン・ガールの裏話です。


私がどれだけ「描きたいもの」を伝えられているかを
皆様と答え合わせをすることで確認しようという実験企画です。

是非第9話をお読みになって

「作者は何を描こうとしたんだな」と
お考えになってから続きをご覧ください。


そして、出来たらコメント欄を通じて
その答えあわせをしていただけますと幸いです。







※  ※  ※

今回は「犬のテツが正式に仲間になる回」
でした。


前回の挑発的態度と嫉妬はその前フリであり、

それを解決することで「仲良し」になる。
という筋書きを想定していました。



もっとも、8話を描いた時点では
具体的にどうやって二人の仲を取り持つのかの
アイディアはまったく無かったですが。


八重に対するテツの感情を逆転させるには
八重の良さをテツに見せなければなりません。

それが「器のでかさ」でした。




第1話を書く前の企画段階から「八重の魅力は器のでかさ」と
決まっていましたが、ここまでそれを象徴するエピソードが
描けておらず、実はすこし焦りを感じていました。



テツの登場はまさにおあつらえむきのチャンスでした。






※  ※  ※

企画の最初期の打ち合わせのときに

「八重たちは侍娘、会津娘として曲がったこと、卑怯なこと、
逃げることなどはさせないで欲しい」

という会津佐哲氏からの要求がありました。



それはごもっとも、と納得はしたのですが
そういう欠点は人間らしさを描く大事な要素です。



これを誰かにもたせられないか・・


と考えたときに閃いたのが
唯一私が自由に設定を決められる
オリジナルキャラのテツでした。



弱い、泣き虫、ヘタレ、ビビリ
という「人間くさい」ものを全部彼に託す。

ということはテツが生まれた瞬間から
決めていました。


それが、早速今回の取っ掛かりになってくれました。



「鉄砲撃ちまくる八重」「会津の乱射娘」を象徴する1カットを描きたい

と思っていたところにもピッタリハマるシチュエーションが用意できました。




゚・*:.:♪*・゜゚・♯*:.。. :*・゜


今回は「不仲と思われた二人が事件をきっかけに仲良くなる」パターンでした。


八重の器や鉄砲乱射は初めから意図したのではなく
この物語の過程でなかば自然に発生したものでした。



しかし、今回はようやく「ずっと描きたかった八重(と時尾)」の
姿が描けたので個人的には満足した一話です。


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